【遊戯王デュエルリンクス】儀式デッキで用いられる5枚の儀式モンスターを徹底解説!

【遊戯王デュエルリンクス】儀式デッキで用いられる5枚の儀式モンスターを徹底解説!
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遊戯王デュエルリンクスには現在多種多様なデッキタイプが存在していますが、特に昨年末に追加されたパック『ネオ・インパクト』で強烈に『儀式』がプッシュされたため、現在『儀式』系のテーマはそれなりにメジャーな存在となりました。

『ネオ・インパクト』以前の遊戯王デュエルリンクスにおいて『儀式』デッキと言えば『クラブ・タートル』が精々であったこと、それとて最初期環境以外活躍の場がなかったことを考えればこれは飛躍的な昇進と言えます。

今回はそんな『儀式』、特に『ネオ・インパクト』で登場した『儀式』テーマデッキの要になるカードたちについて紹介して行きましょう。

破滅の魔王ガーランドルフ

遊戯王デュエルリンクス デッキ 儀式

出典:http://bnewg.sokuho.org/article/yd-12281303.html

『破滅の魔王ガーランドルフ』は儀式召喚に成功した時、このカードの攻撃力2500以下の守備力を持つこのカード以外のフィールド上のモンスターをすべて破壊する効果を持ち、ついでに破壊したモンスターの数×100ポイント分その攻撃力を上昇させるため、テキストをちょっと見ると途方も無く強いモンスターに思われます。

 

いや実際、決して弱いモンスターではないのですが、相手の攻撃力を参照して破壊するその効果は『相手の裏側表示のモンスターを破壊できない』ため、召喚したところで相手の壁モンスターを除去できず、その壁を殴ってみたら、ああ、『黄泉へ渡る舟』だったなんてことが起こるかもしれません。

 

また破壊できるモンスターの数はスピードデュエルにおいて合計5枚、つまり最高火力は3000、これは圧倒的な攻撃力というわけではない数値で、相手のデッキタイプによっては返しのターンに普通に戦闘破壊されるでしょう。

更には専用儀式魔法『破滅の儀式』の効果、『このカードを墓地から除外すると、このターン自分の儀式モンスターが戦闘で破壊した相手モンスターは相手のデッキトップへ行く』がそれほどこのモンスターと噛み合わないのが、なんでしょう、笑えるポイントとでも言うべきでしょうか?

 

『ガーランドルフ』を『逆転』のために召喚するなら相手のモンスターは大抵表側表示でしょうし、ダメ押しに召喚するとしたら今更な感じのする効果ですし、どのタイミングで『破滅の儀式』の効果の恩恵を得るのでしょうか。

成功すれば『ガーランドルフ』に及ばないモンスターがデッキトップに行く=擬似的なドローロックにはなるため、まあ強い効果ではあるのですが、むしろそれだけに残念なところです。

以上の要素をすべて統合して考えると、儀式モンスター間では最上位に来るモンスターなのですが、効果モンスターという枠組みで見ると同じような効果でより出しやすい『海竜-ダイダロス』に及ばない、しかも遠く、というのが正直な評価です。

 

しかし、それでも『儀式魔人プレコグスター』を用いてハンデス効果をつけられたり、『ソニックバード』などの各種サーチカードを用いれば『儀式』特有の事故を軽減できる、なんていうのはまあ別にこのカードに限った話ではありませんが、『ガーランドルフ』を儀式召喚→手札からモンスターを追加召喚で1ターンキルが出来たり、そう、先述のように決して弱いカードではありません。

ただ最大の問題はレアリティがURなこと、決して弱いカードではないのですが、決して弱いカードではないカードのために何万円も課金するかどうかが『ガーランドルフ』構築最大の障壁です。

 

救世の美神ノースウェムコ

遊戯王デュエルリンクス デッキ 儀式

出典:http://遊戯王デュエルリンクス攻略ぷらす.com/ノースウェムコのデッキってどうなん??ガーラ

『救世の美神ノースウェムコ』は儀式召喚に成功したとき、このカードの儀式召喚に使用したモンスターの数まで、このカード以外のフィールド上に表側表示で存在するカードを選択し、選択したカードがフィールド上に存在する限りこのカードはカードの効果で破壊されない、なんて効果を持ち、そのテキストから予想される通りうまく運用できれば場持ちの良いモンスターです。

『うまく運用できれば』と言った通り、実際その運用はそれほど容易ではありません。

 

このモンスターは攻撃力こそ2700ですが、守備力と来たら1200、『ガーランドルフ』の効果で破壊されるような程度、いや大抵のモンスターはあれの効果で破壊されてしまいますが、しかしとにかく環境で跋扈する『エネミーコントローラー』で守備にされてしまうとひとたまりもありません。

せめてレベルがあと1低ければ『リチュアル・ウェポン』が使えたのですが、残念、どうしてレベル7なのか。

大体、相手がフィールド魔法主軸のデッキであれば相手のフィールド魔法を効果の対象にするなどして生存率を高められますが、そうでないデッキ相手のときは自前で『フィールド上に表側表示で存在するカード』を用意せねばなりません。

 

モンスターを指定すれば、当然相手はそのモンスターを全力で嬲りに来るでしょう。

『救世の美神』とかいって、他のモンスターを盾に生き延びてるだけ、いまのあんたがいちばん醜いぜと言ってやりたいところですし、では永続罠・魔法を対象とするとしたら何があるでしょう?

 

『ワンダー・バルーン』辺りをじわじわ維持して低い守備力を補うとか、『儀式』だから『儀式の檻』も良いかもしれませんが、そういえば『儀式の檻』の効果は『自分フィールド上の儀式モンスターはモンスターの効果対象にならず、モンスター効果では破壊されなくなる』ですから、破壊されないモンスターに破壊されなくなるカードをコンボして、『どうだ無敵だろ!』なんて、近所のガキ大将並の発想です。

 

いやそもそも、永続魔法・罠は常に『ツイスター』による除去の恐れがあり、にも係わらず『これ!』というのがないのが今のデュエルリンクスのカードプールであることは疑いようもありません。

場合によっては本気で『儀式の檻』まで採用せねばならないでしょうが、そこからわかることはひとつ、現状、まともに運用しようとしてもそこまで強いカードではない、ということです。

今後に期待しましょう。

 

白竜の聖騎士

出典:http://appmedia.jp/duel_links/596371

『裏側表示のモンスターを攻撃したとき、そのモンスターを裏側のまま破壊する』リバース対策となるこの効果と『自身をリリースすることでデッキまたは手札から青眼の白龍を特殊召喚する』効果を持つこのモンスターは、どちらかというと後者の効果で『青眼』の召喚をサポートすることが基本となる名脇役です。

発動条件がシビアですが、それさえクリアすれば相手の召喚・反転召喚・特殊召喚に魔法・罠の発動まで止め放題な大盤振る舞いのカウンター罠『王者の看破』の、そのシビアといった発動条件は『フィールド上にレベル7以上の通常モンスターが居ること』で、そう、このカードで『青眼』さえ引っ張り出さればその発動条件を簡単に満たすことが出来ます。

 

唯一モンスター効果の発動は無効にできない『看破』ですが、そこはそれ、召喚を止めてしまえばモンスターは怖くありません。

このカードそのものが凶悪というわけではありませんが、先行で『青眼』+『看破』の布陣を可能とするこのカードの存在は『青眼』にひとつの革命をもたらしました。

 

覚醒戦士クーフーリン

遊戯王デュエルリンクス デッキ 儀式

出典:http://appmedia.jp/duel_links/596428

ルックスもイケメンで、どっかの聖なる杯を求める戦争にでも参加してそうなこのケルト人『覚醒戦士クーフーリン』1ターンに1度、自分の墓地に存在する通常モンスター1体を選択して、そのモンスターを除外する代わりに、除外したモンスターの攻撃力分だけ自身の攻撃力を高める効果を持ちます。

墓地に『青眼』のような強力なモンスターが居れば、さあさあ出るぞ必殺ゲイボルグ、なんだか知りませんがやけに格好良い日本語で構成された名前の上に『ゲイボルグ』とかルビが振られちゃってまあ、それにしてもあれは槍の名前でなく技名なんだそうですが、とにもかくにも、攻撃力が簡単に3000を超えるのはライフポイントが4000のこのゲームでは驚異的です。

 

しかもこの手のモンスターにありがちな『バトルフェイズとかエンドフェイズの終わりに攻撃力が元に戻る』こともなく、次の自分スタンバイフェイズまで火力はそのまま、相手の攻め手を鈍らせることができるのも秀逸と言えるでしょう。

流石は影の国がああでもないこうでもないとかいう大英雄、作品が違えばオルタとか言ってもっと強くなるでしょうに、惜しいことです。

ただ、問題は『青眼』であるとか、強力なモンスターを墓地へ叩き落とす手段が現状まともに存在していないことです。

 

従ってこのカードは単体では活躍しづらく、採用する儀式魔法を光属性モンスター共通の儀式魔法として使える『精霊の祝福』とした『白竜の聖騎士』型の『青眼』に組み込むことでその真価を発揮するでしょう。

もっとも、そのタイプの『青眼』はこのカードがおらずともかなり高火力ですし、『儀式』を採用するとどうしてもスロットがカツカツになることが普通ですから、採用されるとしても、いとあわれ、1枚か、いっても2枚でしょう。

 

思い切って『青眼』に無闇に通常モンスターを叩き込み、出来るだけ『儀式サポート』や『看破』を減らすか、いっそ抜いてしまって、初手から『青眼』ではなく『クーフーリン』を活用することを主眼に据えたデッキを構築してみるのもありでしょうが、そちらはよっぽどCV:神奈延年の青タイツが好きな人向けのファンデッキ寄り、性能的には原型より幾らか劣ることを忘れないように注意しましょう。

 

ライカンスロープ

遊戯王デュエルリンクス デッキ 儀式

http://appmedia.jp/duel_links/596420

このカードが相手に戦闘ダメージを与えると自分の墓地に存在する通常モンスター×200の戦闘ダメージを与えるモンスター『ライカンスロープ』はなんだかアーマード・マッスルという言葉を連想しそうな名前と外見、強そうに見えて、そう、実際強いのです。

テキストを見ればわかるように問題点は『墓地へどう通常モンスターを貯めるか』ですが、そこは『魔導雑貨商人』が活躍してくれます。

リバースモンスターのこの『雑貨商人』はリバースすると『魔法・罠が出るまでデッキをめくり、出たらそれを手札に加え、それ以外のカードはすべて墓地へ送る』効果を発動しますから、要するに『雑貨商人』でデッキ内に眠る大量の通常モンスターを墓地へ落としながら『ライカン・スロープ』の儀式魔法である『合成魔術』を引き当てる、そんなデッキを構築すればバーンダメージはそれなり以上のものを確保することが容易です。

 

問題はこのモンスターの火力が如何にも凶悪そうなのに2400止まりなこと、勝ち筋をほぼこのモンスター1枚に限定している以上、このモンスターが相手のライフを削ることが出来なければ、あるいは相手モンスターの壁を突破できなければ勝ちはあり得ないのですが、2400という数値は高いようで低く、召喚したターンに1撃で相手を仕留められるような状態ならまだしも、その他の場合には意外とあっさり戦闘破壊されてしまうでしょう。

 

それでなくてもデッキ内を通常モンスターでぎっちり埋め尽くし、あわよくば1キルを狙いたいこのデッキ、1キルパーツの『ライカン・スロープ』の性質上デッキが20枚でおさまることは少ないなか、そに戦闘補助を詰め込むことなど敵うべくもあらず、相手のデッキタイプによってはうまく『ライカン・スロープ』が通せず負けたり、あるいはそもそも手札事故で何も出来ず負けることも予想されます。

 

6軸型といって、たとえば『ハングリーバーガー』などと共存させたデッキタイプもありますが、『ライカン・スロープ』に特化したデッキでないとこのモンスターの真価は発揮できず、さて、決まれば強い決まらないと負ける、の典型的な例がこのカードを使うデッキの特徴でしょう。

 

まとめ

今回は遊戯王デュエリンクスを賑わせる『儀式』デッキと、その中核をなすカードたちについて見てきましたが、いや、どれも一長一短、個性的なカードばかりです。

そもそも『儀式』はサポートカードが万全に揃っていなければ事故多発揃っていても事故の可能性が懸念されるようなデッキですが、であるからこそカードに個性を出すことでプレイヤーを惹きつけようとしているのでしょう。

彼らの魅力が最大限に引き出されるよう、今後とも『儀式』のサポートがコンスタントに実装されていくことを願います。

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